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2022年は、受注が前年比25%増、売り上げが約10%増を達成する見通しだ。グローバルも受注が20%増で伸び、二桁増は間違いない。
FAは好調で、特にAGV・AMR向けソリューションが前年比2倍以上の伸びとなり、一番の牽引役となった。セーフティ・レーザースキャナ「nanoScan3」が、①AGV・AMRの市場拡大、②JIS変更によってAGV・AMRにもセーフティが必要になったこと、③世界最薄・コンパクトで、障害物等の誤検知をしにくいことという3つの要因によってシェアを伸ばしている。物流もバーコードリーダや自動倉庫のシャトルの位置決め用センサが好調だ。また日本のEPCが手掛ける海外LNGプラントで超音波流量計のスキッドソリューションの大型案件を受注でき、日本では遅れていたプラントビジネスも認知度が上がってきた。
23年は20%以上の成長も期待できる。25年に日本の売り上げ100億円に向け良いステップの年になりそうだ。
製品では、12メガピクセルの高解像度で搬送速度3m/Sの高速搬送ラインでも読み取りできるマトリックスカメラ方式のコードリーダ「Lector85x」がスループットを圧倒的に高められると高評価で、春までに数社で稼働開始する。AGV・AMR向けソリューションは屋台骨を支える柱となり、建機向けの屋外用LiDARも種まきが完了し、これから伸びていくだろう。またLiDARを車の上に取り付け点群データをとるサービスも始めている。
今後の種まきとして、日本発のソリューション開発に力を入れる。3DマシンビジョンTriSpectorを使ったロボット向けのピッキングや寸法検査などのアプリケーションを開発し、大手自動車メーカーに採用された。日本でアプリケーションを開発・サポートできる部隊を充実し、ソリューションの提供を目指す。
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