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2022年12月期の売り上げは前年度比2桁増収を達成し、100億円の大台を超え過去最高となる見込みだ。全地域、全商品が堅調に伸長したのが大きな要因。ただ、部品の入手難の影響は、当社が製品を作れないだけでなく、お客様も当社以外の部材が入らないことで、納品を延期することも出てくるなどダブルで影響が出ている。また、部品価格も値上がりし、これに円安も加わり、調達コストも大幅に上昇している。このため、付加価値の高い変位センサなどを重点にした拡販や、リモートと対面のハイブリッド営業の推進で営業・販促コストを抑えたことなどで、営業利益を確保している。
製品では、IO-Linkに対応したセンサ、マスタが予想以上に好評だ。なかでも、レーザ変位センサCD2Hシリーズは、クラス最高の繰返精度0.1ミクロンを誇るオールインワン構造で競争力が高い。さらに、ファイバセンサアンプD4RFシリーズもIO-Link対応でリリースした。競争力の高い製品であることから、気合を入れて拡販していく。これらの製品は、新規のお客様を増やすために大きく貢献している。また、22年12月から多機能LED照明コントローラーOPPXシリーズと、1月には高輝度センシングバー照明OPB-Xシリーズの販売を開始した。非接触温度計も既存製品を全面的にリニューアルし、今年に発売を予定している。
23年も2桁の売り上げ増を確保したい。中国市場ではスマホ、パソコンへの投資が弱くなっているが、2次電池などへの投資で変位センサの需要に期待。国内も極端な景気減速にならず、受注残もあることから急激に落ちることはないと思う。
昨年オンラインセミナーを19講座開催し、お客様や販売店の新入社員や新担当の勉強に活用した。今年も複数の開催を予定している。
健康経営優良法人認定は3年連続で認定をいただいている。今後も、社員のワークライフバランスを計りながら事業生産性を向上していきたい。
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