富士電機は、プラント向けオートメーション監視制御システム「MICREX-VieW FOCUS」シリーズとして、顧客の課題に応じて柔軟にシステム構築ができる「MICREX-VieW FOCUS Evolution」を発売した。
同監視制御システムは、高い信頼性を保ちながら、市場の変化や現場の課題に応じて専門的な知識がなくても設備運用者みずからが柔軟なシステム構築ができる利便性が特徴。これまでの産業プラントでの幅広い運用ノウハウが制御プログラムとして組み込み済みで、各種プラントの多様な工程・設備で求められる制御方法や機器の組み合わせもシステム画面上でドラッグ&ドロップなど簡単な操作で柔軟に設定できる。設定は「アプリケーションパッケージ」としてシステム内に保存でき、同一拠点や他拠点の別工程・設備にも簡単に横展開が可能。
また冗長性が高く、プラントのデータを複数台のオペレータマシンが保持し、いずれかが故障しても即座にデータ復旧と継続運転が可能。同社独自開発のデータベースも標準搭載し、SQL Serverなど市販のDBソフトの新規導入も不要。国際標準の通信規格OPC UAを採用しており、グローバルに展開もしやすくなっている。
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