東洋紡は、敦賀バイオ工場(福井県敦賀市東洋町10-24)に約65億円を投資し、遺伝子検査に用いられるPCR検査試薬および酵素や抗体などの遺伝子診断薬原料を製造する設備を新設する。2023年3月に着工し、2024年11月稼働開始の予定。
今回新設するのは、研究用試薬棟と遺伝子製造/品質試験棟。高濃度DNAの取り扱いに適したクリーンルームや、研究試薬を効率的に分析・製造できる環境などを備えた施設を新たに建設し、一部老朽化した設備を刷新。これによりPCR検査試薬と遺伝子診断薬用原料の生産能力を現在の約3倍に増強する。
研究用試薬棟は、延床面積8250平方メートルの鉄筋4階建て、遺伝子製造/品質試験棟は1760平方メートル鉄筋2階建て。
東洋紡、福井県敦賀市の敦賀バイオ工場に65億円投資。製造設備を新設
- 2023年1月18日
- 工場・設備投資
- 2023年1月18日号, 敦賀バイオ工場, 東洋紡
オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。
購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。
オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています