
4月17日から21日にかけてドイツ・ハノーバーで、世界最大級のBtoB産業見本市「ハノーバーメッセ2023」が開催される。
ハノーバーメッセは、ドイツメッセ主催の産業見本市で、ドイツ北部のハノーバー(ハノーファー)で毎年4月に行われている。コロナ禍前の2019年にはヨーロッパを中心に世界中から6500社が出展し、22万人以上の来場を記録し、特にインダストリー4.0やデジタル化を中心とする産業分野では最も注目を集める世界最大級の産業見本市なっている。
ハノーバーメッセ2023は、コロナ禍が落ち着いて初めてから初めての開催で、世界50カ国から4000社以上が出展する予定。テーマを「Industrial Transformation -Making the Difference(インダストリアル・トランスフォーメーション 変化をもたらす)」とし、デジタル化とエネルギー管理によって資源を節約し、炭素排出量の削減など環境対策に主眼を置いた形となっている。
パートナーカントリーはインドネシア。ASEANからは初めての選出で、インドネシア版インダストリー4.0であるインドネシア4.0の実現と連携による経済発展の加速をテーマとし、産業振興と製造拠点としての海外からの投資呼び込みを狙っている。