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2023年3月期の業績は、売上高が前年度比121%の300億円、経常利益が同175%の20億円以上を見込んでいる。21、22年の2年間で、売上高は1・6倍の約120億円の純増となった。現在も約8カ月分の受注残がある。
販売が大きく伸びた業界は、物流搬送の212%を筆頭に、FPD関連176%、工作機械155%、電力関連153%のほか、半導体、医療機器なども50%近く伸長。また、製品では表示器172%、FAネットワーク機器162%、電源154%をはじめ、コネクタ、安全機器、サーボモータ、PLCなども約50%伸びている。
24年3月期は売上高300億円を連続して越えられるように取り組み、次の中期経営計画を見据えた売上高500億円、経常利益35億円への挑戦を進める。22年から「IoT Connecting Solutions」のキャッチを掲げているが、接続機器、IPC及びネットワーク、クラウドなどをコラボしたビジネスを今年も推進していく。とくに接続機器はアセンブリなどで付加価値を高め、150億円ビジネスに成長させたい。新たに、画像処理が特徴のAIビジネスにも取り組む。
一方、業務の合理化に向けて社内でRPAのソフトを組めるようにしたことで、年間1080時間の削減、また、FAXやメールでの受注をОCRやCSV自動処理で時間削減と入力間違い防止、さらにはEDIを含めた総データの60%を自動化する効果を上げている。
Webセミナーも、コロナ禍の3年間で131コース、1万7000人が受講しており、ひきつづき充実していく。今年はプロアクティブ戦略で、先を見越して事前に対策し行動することで顧客の満足度を高める営業を推進しながら、デジタルとリアル(アナログ)のハイブリッド営業を強化する。いくつかの営業拠点の移転とリニューアルも予定している。
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