主要FAメーカー53社トップインタビュー掲載
新年FA特集号 PDFデータ無料プレゼント
2022年7月期の売り上げは前年度比112%の176億円となっている。日頃からしっかりしたマーケティングを行うことで、ターゲットとなる市場とお客様を定めてアプローチしていることが、成果につながっている要因だ。納期対応が厳しい現状下であるが、技術商社としての当社の提案力や、代替製品の採用に伴うソフトウェア変更・検証までもお手伝いさせていただくという一生懸命なスタンスが、お客様からの高い評価と信用を確立し、同時に仕入先メーカーからも協力をいただけている。
23年7月期は前年度比約108%の190億円の売り上げ目標で取り組んでいるが、受注残が約4・5カ月分あり、堅調に推移している。
当社は、現在のSDGsなどへの対応が叫ばれるようになる前の2011年頃から、電気とメカに加え、すべてのお客様に共通する「環境」を切り口にした市場に着目。環境関連専門の営業部門を設けて、省エネ提案などを行ってきている。中でもパナソニックとは監視カメラを活用した市場開拓の取り組んでおり、今後の伸長に期待している。
また、当社の強みであるソリューションビジネス部門には、全社員の約4分の1にあたる50人強が所属し、お客様のDX、IoT、見える化などでデータの収集や分析、有効活用などをお手伝いしている。若い社員も育ちレベルアップしてきており、カーボンニュートラルや環境保全などへの対応といった、守備範囲がますます広く、深くなっている。
23年1月から物流センターをBCPも考慮して、高速道路のIC近くの高台に移転した。スペースも1・5倍に広くなっている。本社の建物も今までの物流センターの跡に24年11月までに移転新築する計画だ。
会社を支える社員の活動を報いるために給与などの制度を常に見直しており、社員を大切にし、社員がやりがいと働きがいのある会社づくりを進めるとともに、社員の成長も応援したい。
主要FAメーカー53社トップインタビュー掲載
新年FA特集号 PDFデータ無料プレゼント