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2022年4月~30年までの長期ビジョン「Sun-WaーVision 2030」の第1ステージとなる第11次中期経営計画「Sun-Wa New Stage 2024(SNS2024)」をスタートしている。ここでは最重要経営指標(KGI)として営業利益70億円達成を掲げているが、現状、23年3月期は売上高が前期比12・7%増の1740億円、営業利益が同35・3%増の65億円を予想している。今年度は下期になって中国市場が変調しておりマインド的にはブレーキがかかっているのだが、現状はまだら模様で12月まで来ており、思っていた以上に受注が入ってきている。
23年は在庫調整の年に入るだろう。中国一辺倒から国内への生産回帰に対応して、グローバルサプライチェーンのプロフェッショナルとしての取り組みを強めていく。また、SNS2024の重点施策のひとつである「サステナビリティ経営」の推進では、『本気の脱炭素化、本気のロボット化』への提案を進める。つまり、電気料金が大幅に上がり、家庭でも工場でも省エネ対策が迫られ、人手不足から戦略的に自動化投資が求められるなかで、いままでのポーズ的な取り組みからの転換が必要になってきている。つまり23年はお客様が本気で変化し、新市場が出てくると思う。
SNS2024の重点施策で掲げる「顧客セグメント戦略」の6分野(半導体製造装置、ロボット・マウンター、工作機械、FA装置、車載、設備)でのビジネス創出を進めながら、こうした動きに有益な提案活動を進めていきたい。
当社の強みは顧客に密着した活動にあり、それを具現化するスマート営業所は効果を発揮している。23年は22年同様、人材が整えば国内外でスマート営業所の開設を検討していく。また、インドでの現地法人開設を23年度中に予定している。さらに、日本には無い海外メーカーの製品も扱いを始めている。
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