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2023年3月期の売上高は約830億円の着地になる見込み。産機事業も170億円まで伸び、当初予想を上回り順調に推移している。
特長として、1000社以上のお客様との取引があり、うち9割は直接メーカーに納めている。産機事業は組み込み系ビジネスが主体で、特に半導体やデジタル、エネルギーなど成長市場のお客様向けの提案を強化している。商材もコントローラやネットワーク機器、セキュリティ、画像処理、フィールドバス関連でドイツや台湾メーカーの尖った製品で差別化することで好評を得ている。
工場のカーボンニュートラル・脱炭素の提案を進め、二次電池工場の設備や電動車バッテリーの制御、VPP(バーチャルパワープラント)用の分電盤向けの組み込み製品などの案件が進んでいる。
産機事業部単体は、組み込みは強いが、お客様のエネルギー管理や省エネの提案力はまだまだ。そこを電材事業部やソリューション本部がサポートできると会社の価値は上がると見ている。産機事業部が機器メーカー向けに部材を提供し、そこで作られた製品を電材事業部が仕入れて電材ルートで販売できるという当社ならではサイクルの強みがある。さらにエンジニアリング本部が各事業部を横串して技術支援を担当し、事業部だけでは提案しきれないものをサポートしている。事業部間の連携をさらに強化していきたい。
これから先の福西電機はどこに行くべきか。存在意義を見つめ直すため、22年10月に、若手社員を中心に議論した結果をもとに会社のパーパス「人・技術・情報のかけ橋となり、最適解で「福(しあわせ)」あふれる未来を作る」を策定した。今後、対外的なアピールも強化し、当社の名前と存在価値を広め、社員はもちろん、お客様や取引先も含めて同じ方向を向いて仕事をするための礎になると期待している。
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