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2022年12月期(第42期)の業績は、売り上げが前期比5・1%増加し、売上目標を達成できた。粗利も同7・9%アップし、お蔭さまで売り上げ、粗利とも過去最高を更新することができた。
22年は電子電機部品の供給遅延が継続したが、年後半からは一部の部品を除いて供給遅延も落ち着きを見せ始めている。現在も依然、売り上げと同じぐらいの受注が継続しているものの、部材不足や製品価格の値上げなどを考慮して買い増したことで、ユーザーでの在庫量が膨らんでいるところが多くなっており、今後流通の在庫増、メーカーの在庫増に波及し、23年は受注が一時的に落ち込むことが予想される。また、中国や米国の経済動向、ウクライナとロシアの戦争など、国際的な懸念材料に振り回されると思われるが、電子電機部品市場はイノベーションが速く、通信、AIなど新しい応用技術の出現による需要が継続して出てくることからあまり心配することはないと考えている。
23年12月期(第43期)の売り上げは同6・1%増を計画しており、3期連続で過去最高の更新を狙う。23年もお客さまと仕入先に支持される会社を目指して、協力・協調・行動力を実践し、信頼関係とコミュニケーションの確立を行いながら、積極的な営業活動を展開していきたい。合わせて新規取り扱いメーカーの開拓にも取り組む。
23年はコンピューター基幹システムのソフトとサーバーを入替え、更なるサービス性の向上と業務効率改善を実現したい。
今年の干支「兎」は跳ねると言われ、景気も跳ねることを期待したい。エレクトロニクス業界は変化が速いだけに楽しみが多いが、今年も全社員が自分のため、家族のため、得意先・仕入先・会社のために一致団結して取り組むことで、計画達成に邁進していきたい。
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