
コンテックは、Wi-Fi6Eに準拠した名刺サイズの組込み用無線LANモジュール「FXE5000」を2月に発売する。
同製品は、イーサネット通信機能を持つ機器をWi-Fi対応化する名刺サイズのモジュール。CPU内蔵のボードコンピュータに、Wi-Fi化に必要な無線LANドライバ、TCP/IPプロトコルスタック、暗号化/認証セキュリティの機能を実装したインテリジェントタイプ。ケーブル接続するだけでイーサネット通信機器を簡単にWi-Fi化することができ、開発コストを大幅に削減することができる。
無線LANの新規格Wi-Fi 6E (IEEE 802.11ax) に準拠し、従来製品から通信速度が2.8倍に高速化し、スループットの低下や遅延も大きく改善。従来の2.4GHz帯、5GHz帯に加え、新たに6GHz帯が使用可能となり、電波干渉が減り、より高速で安定した通信環境の構築が可能になる。
多数の移動体との無線通信で安定した通信環境を実現するメッシュWi-Fi/スマートローミング機能を搭載し、AGVやAMR、医療機器など高い信頼性が求められる装置の組込みに適している。