横河電機は、ポリマーとバイオ医薬品の業界向けにリアルタイム分析ソリューションを提供する米国のスタートアップ企業Fluence Analytics, Inc.(フルエンス・アナリティクス社)を買収した。
同社は、重合反応の測定と制御のリーディングカンパニーで、同社の「ACOMP」は、重合反応プロセスにおけるポリマーの複数の特性をリアルタイムに測定し分析できるシステムとして唯一商品化されている。ACOMPが生成する連続データによって材料特性に関するこれまで得られなかった情報を把握できるようになり、重合反応プロセスの最適化や制御を通じて品質や収率の向上と、エネルギーと原材料の使用削減が可能になる。一般的な規模の重合反応器で試算すると、ACOMPシステムで年間150万ドルのコストメリットが見込まれる。
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