安川電機、ACサーボドライブにデータのカスタマイズ機能仕様 データ収集や一次解析、モーション制御へのフィードバックが可能に

安川電機は、ACサーボドライブ「Σ-X(シグマ・テン)シリーズ」について、センシングしたデータのカスタマイズ機能を備えた「Σ-XシリーズFT55/FT56仕様」を発売した。
 同社では標準品のサーボパックに装置の用途別に最適な機能を追加した「FT仕様」として発売しており、同製品はFT仕様のひとつとして、センシングデータのカスタマイズと機器間データ共有、カスタムモーション(FT56仕様のみ)の機能を付加したもの。
センシングデータのカスタマイズ機能は、サーボパックのセンシングデータを最速125μsで高速に収集して一次解析する。センサーネットワークΣ-LINKⅡに接続された外部センサーからのデータもサーボパックの制御周期に合わせてユーザーアプリケーションで収集可能。
同じMECHATROLINK-4ネットワークに接続された他のサーボパックのセンシングデータを伝送周期ごとにサイクリックに共有でき、自軸と他軸を含めたより高度なセンシングデータの解析が可能となる。
また、サーボ内のユーザーアプリケーションから直接モータを制御して独自にモーション制御(位置決め、定速送り、補間制御、速度制御、トルク制御)を実行できる。上位コントローラの処理負荷の軽減に加え、上位コントローラの処理周期やネットワークの遅延に依存しない高速なモーション制御が可能になる。外部センサを利用して複数軸で連携したモーション制御も可能。
高速で収集したセンシングデータによる装置の予防保全や異常検知、生産品質の見える化、上位コントローラの処理周期やネットワークの遅延に依存しない高速モーション制御を行う用途などに最適となっている。

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