コンテックは、使用温度範囲を最大40%拡張させたハイパワーファンレス組み込み用PC「ボックスコンピュータBX-M2510」を発売した。
同製品は、第9世代IntelCoreデスクトップ・プロセッサに対応した組み込み用コンピュータ。新開発の放熱技術で、従来製品と同じ幅奥行寸法で、使用温度範囲を0から50°Cから20%増となる-10から60°Cに拡張。別売りのファンユニットを取り付けるとさらに-10から70°Cに広げることができる。
ファンレスでホコリや異物の侵入がなく、経年劣化する部品の使用を極力抑えた設計と合わせて保守点検業務の負担を大幅に軽減。AIなどエッジ領域で使用するハイスペックなコンピュータは発熱量が多く、熱対策が必要なのに対し、同製品はそれを解決している。