オムロンは、OKIサーキットテクノロジーでのモバイルロボットの導入事例の動画を公開した。
山形県鶴岡市のOKIサーキットテクノロジー鶴岡工場は、多品種のプリント基板を製造。プリント基板は多層化するほどNC加工、銅めっき、露光やエッチングに加え中間検査など複雑に異なったプロセスを重ねていくため、製品完成までの搬送回数・距離は増加していたが、同社ではモバイルロボット3台の導入により、9時間の搬送、1日あたり30kmの搬送工数を自動化に成功。また搬送頻度を上げることで工程内滞留をなくして設備の稼働率を高め、結果として10%の生産性向上を実現。さらに、(モバイルロボット管制システムの)見える化により、生産計画の実行精度が向上したとしている。
https://www.fa.omron.co.jp/product/robotics/lineup/mobile/video/application16/