結線作業時間の短縮、省力化、信頼性の向上は、現在様々な業界で求められている重要なキーワードである。東洋技研の代表的なスプリングロック式端子台「VTXシリーズ」はそんな現場の声に応える製品である。
VTXシリーズは電線を差し込むだけで結線が完了し、振動に強くメンテナンスフリー。また、端子台同士が連結する独自の嵌合構造(VTX-16/2、3は除く)により、保管状態でばらけにくく、レール取り付け時の作業性もUP。さらに導電部が向かい合わせになる間違った組み立てを防止する。指が導電部に触れないフィンガープロテクト構造により、安全性も確保。電線の取り外しは開放ボタンを押して電線を抜くだけ。開放ボタンはプラス、マイナスドライバー両方に対応。レール取り付け後も中間板の追加取り付け・取り外しが可能で、中間板の交換時の工数削減に貢献。
昨年2022年のシリーズ追加により、3・5㎜~12・2㎜ピッチのフルラインアップとし、総合的な商品提案を強化し売り上げアップを図る。信号線や動力線の中継や分岐といった幅広い用途に使用可能。
取り付けスペース、保守保全作業の削減、作業効率・生産効率・生産台数の向上と様々なメリットがあるVTXシリーズの拡販を目指す。