住友重機械工業は、広島ガスとパートナーを組み、同社の広島県廿日市市木材港南の工場内に液化空気エネルギー貯蔵(Liquid Air Energy Storage=LAES)の商用実証プラントを建設し、実証運転を開始する。
同設備は、英国のハイビューエンタープライズリミテッド社が先導する液化空気エネルギー貯蔵技術を活用した日本国内初の商用実証プラントで、LNGの冷熱を有効に活用することにより充電効率を向上させることができる。
国内では送配電会社との個別契約に加え、卸電力市場、需給調整市場、さらには容量市場での電力市場で運用してLAESの活用を実施していく。運転開始予定2024年。