ターク・ジャパン(東京都台東区)は、3D ToFレベルセンサ「ZMXシリーズ」を発売した。「ZMXシリーズ」は、3D光電センサのレーザーとデジタル画像処理技術により、広い3次元の視野で対象物を検出できるセンサ。
ZMXセンサ1台で、容器全体を測定・監視できるため、カートがいっぱいになるのを監視し、荷物の大きさや角度、位置に関係なく、広い検出エリアで高さや容積のピークを検出。カートの中身があらかじめ設定された高さに達すると通知信号を発信することで、カートのオーバーフローを防ぐことができる。
一つのユニットでセンシングを行うため、複数のセンサを組み合わせた時よりも高い信頼性で動作し、操作も簡単なセットアップ、シンプルな接続、コントローラなしで稼働できることから使いやすい。
さらに、パレットの全領域を監視できるため、スポット径が小さい光電センサや超音波センサよりも高い精度でパレットの高さを監視することができ、不安定な高さでの積み重ねを防ぐだけでなく、自動シュリンク包装機の届かない場所への積み重ねを確実に防止することが可能。
カートのオーバーフロー検知やパレット貨物の、適切な積み付け高さの確保などの用途に最適。