富士電機機器制御は電磁開閉器の国内トップメーカーとして、用途に応じた豊富な品ぞろえと高い実績を有する。2022年には累計生産台数3億5000万台を超えた。
このうち、世界最小クラスの小形電磁開閉器「SKシリーズ」は、幅を45ミリ幅に統一することで、同社のマニュアルモータスタータBM3シリーズと同一幅で使用でき、よりコンパクトにモータスタータ回路を構成ができる。またPLCのトランジスタ出力で直接駆動も可能な定格32A品までをラインアップしている。
また、2018年より国内メーカとして初めてプッシュインで電線接続可能なスプリング端子採用の電磁開閉器「SKシリーズ」に導入している。
スプリング端子は、電線を挿入(プッシュイン)するだけで配線が完了することから、盤内機器の配線工数削減による生産性の向上、スキルに依存しない配線作業ができる。
なお、同社は「あなたと私たちを繋ぐSWITCH」という切り口で、電磁開閉器を中心に、ものつくりに対する取り組みや製品にまつわる小ネタを多数掲載したコンテンツも用意している。