WashiON共立継器は、電気接触のリーディングカンパニーとして創立から63年、創意、企図心、迅速をもってさまざまな電気分野で製品を開発し、実績を築きあげてきている。
新製品の重負荷用電磁接触器「WCD形」は、クレーンや圧延機器などに適した高頻度開閉能力を持ったクラッパー形の電磁接触器。交流定格と直流定格で使用可能な動作信頼性に優れた電磁接触器である。主に鉄鋼業界やクレーン業界などへの需要を見込んでいる。
一方、直流電磁接触器「KGDシリーズ」は、DC750Vまで直流高電圧の開閉が可能で、主にDCモータに代表される重負荷開閉用として鉄鋼プラントなどの重要設備に使われている。
高頻度の使用用途に耐えられる独自のナイフエッジ構造、ブローアウトコイルを採用した素早いアーク消弧方式を採用しており、電気的耐久回数50万回、機械的耐久回数500万回の高い耐久性を有する。
フィールドでのメンテナンスも配慮し、接点、アークシュート、コイルなどの消耗部品は交換しやすい構造となっている。
シリーズのラインアップは、定格電流1A~600Aまで幅広くそろえており、さらに電磁ブレーキやDCモータの界磁などの高インダクタンス負荷用、鉄材運搬用のリフティングマグネット用、ダイナミックブレーキ用など顧客のニーズに応じたバリエーションもある。