魁半導体は、プラズマ受託処理事業を新規事業として開始するにあたり、京都市右京区西院清水町164番地1に土地を取得し、新工場「魁半導体20周年記念棟」を建設する。2023年7月の竣工を目指し、2022年12月1日に着工。
同社は主に大学や大手企業の研究部署などに表面処理加工用途のプラズマ装置を製造し販売し、半導体などエレクトロニクスメーカーやレンズメーカーに800台以上の納入実績がある。近年はエレクトロニクス業界のほかにもバイオや医療などの分野からも新規性の高い引き合いも増え、新たなプラズマ加工ニーズが高まり、設備導入をする市場規模ではない案件も増えていることから、新規事業としてこの受託加工事業を開始する。
新工場の敷地面積は190平方メートル。建築面積は約120平方メートル。延床面積は約360平方メートル。投資金額は約2億円。