横河電機、プロセスガスクロマトグラフ用ソフト発売 AI異常予兆検知でメンテナンス効率を向上

横河電機は、プロセスガスクロマトグラフ「GC8000」向けに、メンテナンス効率を改善するソフトウエア「ガスクロマトグラフAIメンテナンスサポート」を発売した。

同製品は、部品の消耗などで起こるわずかなデータ変化をとらえ、測定値に影響が出る前に保守作業を計画して実施することを可能にするソフトウェア。監視対象となる「GC8000」1台ごとに構築した機械学習モデルで、正常な測定とは異なるクロマトグラムの変化を違和感として検知し、測定を行うたびに正常な状態からどの程度の変化が起こっているかを解析する。

ガスの成分の分離度の変化から測定健全性を90日後まで予測できる機能も搭載し、保守タイミングを事前に計画することが可能になる。
1年単位のサブスクリプション形式で提供し、少額の投資で導入可能。石油、石油化学、鉄鋼、電力・ガスで、稼働中のプロセスガスクロマトグラフにおける保守目的の常時監視や、プロセスガスクロマトグラフの保全計画立案などの用途に最適となっている。
https://www.yokogawa.co.jp/news/press-releases/2023/2023-03-17-01-ja/

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