村田製作所、広周波数帯域対応の3225サイズ電源ライン用巻線コモンモードチョークコイル発売

村田製作所は、小型の3225サイズ(3.2×2.5mm)で、数10MHz帯から数GHz帯まで広帯域のノイズ対策ができ、最大1.2Aの電流に対応した世界初の電源ライン対応の巻線コモンモードチョークコイル「DLW32PH122XK2」を4月に発売する。

数10MHz帯から数GHz帯まで、広帯域で高いコモンモードインピーダンスを実現し、最小限の部品点数で電源ラインでの誤動作を抑制可能。定格電流が1.2A(周囲温度105℃)と高く、幅広い機器に使用でき、直流抵抗0.05Ω(typ.)の低直流抵抗で電力損失や発熱の低減も実現。
カメラやレーダー、LiDARなどを含むADAS、電動車両(xEV)の制御回路、テレマティクス装置、防犯カメラ、PoE回路など、GHz帯までの広帯域のコモンモードノイズ対策が求められる小型電源回路などを想定している。

https://www.murata.com/ja-jp/news/emc/emifil/2023/0313

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