ブラザー工業は、工作機械の生産工場をインド南部のベンガルール市近郊に建設する。2024年9月の完成予定、総事業費は約20億円。
同社は、産業用領域を注力領域と位置付けており、インド市場では2022年3月にベンガルール市にアフターサービス・テクニカルサポート・マーケティングを行うブラザーマシナリーを設立。今回、生産機能を追加し、トムクール地区にある日本工業団地(JIT)に新工場を建設する。
新工場は2023年春に着工し、完成予定は2024年9月、同年12月の生産開始を目指す。敷地面積3万2100平方メートル。建築面積6100平方メートル。建設延べ床面積7300平方メートル。
工場の稼働に必要な電力の一部は再生可能エネルギーで賄い、年間で約600トンのCO2排出削減を実現する予定。