日立エナジーは、変圧器向けデジタルソリューション「TXpertエコシステム」について、電力用から配電用、乾式変圧器に対応範囲を拡大したデータ監視・診断装置「TXpertTMハブ」を発売した。
TXpertエコシステムは、変圧器から関連データを集め、接続・統合してデジタル化を実現する変圧器向けデジタルソリューション。温度や絶縁脂中ガス分析、ブッシングなどをセンシングする「TXpert-Readyデジタルセンサー」。データを収集・監視・診断する「TXpert ハブ モニタリングシステム」、実用的な洞察のためにデータを活用するクラウド、エッジ、オンプレによるソフトウェア「アセットパフォーマンスマネジメントソフトウェア」、専門家による支援サービス「TXpertアドバンスドサービス」で構成される。既設、新設、乾式、液体封入式、送電用、配電用など変圧器の種類を問わず、TXpertエコシステムは適用できるソリューションとなっている。
新たなTXpertTMハブは、通信機能やサイバーセキュリティを強化し、対応可能な変圧器の種類を電力用変圧器から配電用変圧器や乾式変圧器にも拡大。既設変圧器のレトロフィット(改造対応)向けにも選択可能なオプションパッケージを提供し、変圧器のデジタル化をより簡単にすることができる。
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