横河電機は、OpreX Asset Management and Integrityのラインアップである、工場設備監視のクラウドサービスを機能強化した新バージョン「OpreX Asset Health Insights(2.0)」を発売した。
同サービスは、生産工程のデータに加え、さまざまな場所に分散している設備から運用技術データを収集・改良・集約し、それらを取りまとめて単一のデータソースを形成し、セキュリティが確保された環境におけるリアルタイムでの設備のモデリングと監視を可能とする。設備を運用データ、保守履歴、設計データなどさまざまな側面から確認でき、設備管理を容易とする。
初期バージョンではAWSとMicrosoft Azureで提供していたが、新バージョンではAlibaba Cloudと完全統合し、中国語にも対応。さらに、2D・3Dのプロセスグラフィックスに対応し、ポンプ、モーター、冷却機などの設備の状態をより柔軟かつ分かりやすく視覚化することができるようになった。ISAのプロセス産業用アラームシステムマネジメントISA 18.2に適合したアラーム管理も可能となった。
https://www.yokogawa.co.jp/news/press-releases/2023/2023-03-28-ja/