太洋工業は、主力事業である電子基板事業について、高密度配線基板と高周波基板の生産体制構築に向けた生産設備を新規導入する。
医療・通信・車載向け機器では、さらなる高機能・小型軽量化・通信速度の高速化に向けて高密度配線のニーズが高まっている。高速通信分野でも5G、Beyond5G/6G等、伝送損失や高周波特性の要求を満たすために高周波基板が必要とされている。
それに対し同社は、これまで実験装置での開発をおこなってきたが、技術の確立と高まる製品化ニーズに対応するため生産設備の導入を決定した。
新設備は、高精度全自動めっきラインが2023年6月に、微細パターン現像/エッチングラインが2023年8月に、高密度・高精細パターン露光装置が2024年4月の稼働開始を予定している。総投資額は約2億3000万円。
太洋工業、高密度配線基板・高周波基板の生産設備を新規導入
- 2023年4月17日
- 工場・設備投資
- 2023年4月12日号, 太洋工業, 高周波基板, 高密度配線基板
オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。
購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。
オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています