エア・ウォーターのグループ会社で各種電熱機器の製造・販売を行う日本電熱は、国内大手半導体製造装置メーカー向け熱制御機器の製造に特化した新棟を安曇野本社工場内(長野県安曇野市三郷温3788-1)に建設、稼働を開始した。
同社は、工業用の電熱制御機器で国内トップシェアを持ち、ウェハーを均一に加熱する熱板(ホットプレート)や冷却用のクーリングプレートなど、半導体の製造工程で不可欠な熱制御機器を大手半導体製造装置メーカーに供給している。新棟の稼働開始により、半導体製造装置に組み込まれる熱制御機器の生産能力は現行比1.5倍に拡大する見通し。
新棟の延床面積は6260平方メートル。建築面積3700平方メートル。鉄骨造2階建。投資額は約35億円。
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