
エスエスシーは、広範囲の温度計測と異常監視を同時に実施できる温度異常監視ユニット「Thermal Watcher(仮)」を開発した。
同製品は、センサーとコントローラに分かれ、マグネットで制御板内をはじめ各所に簡単に設置可能。コントローラは1台に複数のセンサーが接続でき、各センサーの最高温度が設定した閾値を越えていないかを判断し異常時にアラーム出力する。サーモパイルアレイセンサーを使用したセンサーは視野内(縦横90度)を32×32に分割した温度情報をModbus RTU通信でコントローラに出力する。
制御盤内の端子ゆるみによる異常発熱を検知し、火災や事故を未然に防ぐ目的で開発をスタートし、広範囲の温度監視を手軽に導入できるため、制御盤での使用に限らず様々な用途での使用を目指す。