日本曹達は、医薬品添加剤「NISSO HPC」(ヒドロキシプロピルセルロース)の世界的な需要拡大に対応するため、生産能力の増強を決定した。投資金額は100億円で、生産能力を現状の1.5倍に増強する。2026年度上期に完成予定。
NISSO HPCは、医薬品添加剤、固形製剤の結合剤として使用されており、錠剤の硬度を高める結合力や、溶けにくい有効成分の溶解性改善、徐々に有効成分を放出する徐放性など、高い機能を有し、医薬品の市場は世界的に拡大傾向にある。
日本曹達、新潟県上越市の二本木工場で医薬品添加剤の生産能力増強
- 2023年5月11日
- 工場・設備投資
- 2023年5月10日号, NISSO HPC, ヒドロキシプロピルセルロース, 医薬品添加剤, 日本曹達
オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。
購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。
オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています