ナ・デックスは、2月に民事再生法を申請した山形県鶴岡市の産業機械メーカー・ロボットSIerのトガシ技研について、同社の主力事業の設備・機械加工事業を譲受し、その受け皿となる100%出資子会社を新たに設立する。譲り受ける資産は、土地、建物および機械装置等の有形固定資産、ソフトウェア等の無形固定資産、棚卸資産。負債の譲受はない。
トガシ技研は、1999年2月の設立で、主に溶接治具や自動化設備等の産業用機械の設計から加工、組付け、電気制御、プログラミングまで一貫して手掛け、自動車関連企業などを取引先に持つ。ナ・デックスは、事業譲受によって販路拡大・技術力強化を図り、中長期的には、新会社を含むグループ各社との連携を通じて、中期経営計画で掲げた『「トータルソリューションプロバイダー」への変革』に向けて、FAシステム・生産設備のメーカー機能とSI機能を掛け合わせてソリューション提供を強化する。
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