日本ワイドミュラー SNAP IN式各種端子台 次世代の配線接続技術【配線接続機器の主要各社製品紹介】

ワイドミュラーは、2022年にリリースした接続技術「SNAP IN」を搭載した製品をますます拡充している。

配線に絡む接続方式はネジ接続方式だけでなく半田付け接続や、専用圧着ピンを要求する接続が主のため、専用工具も必要となって熟練者による作業が求められているが、近年では、作業者の高齢化や熟練者不足が問題にもなっている。さらには、賃金高騰による作業コスト増等の課題が多い中、それを改善する接続方式としてPUSH IN接続方式が増えている状況であるが、さらに、すべての課題を解消する接続方式としてSNAP IN接続方式が注目を集めている。SNAP IN接続は配線をストリップするだけで接続を可能としており、専用圧着ピンや専用工具が不要なので圧着工程をも不要となる。さらに、接続作業が一瞬で終了するだけでなく、作業者が視覚および聴覚で接続が確実に完了したことを認識できる設計となっている。また、そのシンプルな作業工程から、協働ロボットなどによる配線作業も可能となるため、近年世界的に関心が高まっている自動化への貢献も期待される。

ワイドミュラーはSNAP IN搭載製品として、基板用接続用コネクタ・端子台をはじめとし角型コネクタ、DINレール端子台などの製品をリリースしている。今後、ピッチ違いや他製品の配線接続にも順次適用を予定している。

(https://www.weidmuller.co.jp/ja/index.jsp)

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