単結晶・光部品・レーザ光源・光計測装置の開発・製造・販売を行うオキサイドは、山梨県北杜市武川町の第4工場と第5工場が竣工した。
第4工場は、半導体事業における主力製品であるレーザ装置のメンテナンス業務とサプライチェーンの安定化を目指した一部主要部品の内製化に取り組む。これにより新規レーザとメンテナンスを合わせたレーザ装置の総生産キャパシティは従来の約2倍となる予定。敷地面積は1万1889.57平方メートル、建築面積は1799.27平方メートル。延床面積は1778.65平方メートル。鉄骨造平屋建て。投資額は6億円。2023年8月頃の本格稼働を予定し、2025年2月期に全体の完成を予定。
第5工場では、次世代パワー半導体材料SiC単結晶の量産に向けた研究開発を行う。これまでは名古屋大学内の設備で研究開発を行ってきたが、今後は、第5工場に結晶育成炉を新たに設置し、量産化に向けた研究開発を加速する。敷地面積は1万1889.57平方メートル。建築面積は1312.24平方メートル。延床面積は1306.01平方メートル。鉄骨造平屋建て。投資額5億円。
オキサイド、山梨県北杜市にレーザー装置とパワー半導体材料SiC単結晶量産の第4工場、第5工場が竣工
- 2023年5月28日
- 工場・設備投資
- 2023年5月24日号, オキサイド, パワー半導体材料SiC単結晶, レーザー装置
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