TDKラムダは、業界最小クラスの高効率力率改善モジュール「PF1500B-360」を発売した。
同製品は、0.98という優れた力率と96.5%の最大電力変換効率を備え、85VAC~265VACの範囲の入力電圧を安定した360VDC出力に効率的に変換する。1512W(Vin:170-265VAC)の高出力を実現しながら、幅61.0mm、高さ12.7mm、奥行き116.8mmと従来品比43%という大幅な小型化を実現。
またリモートON/OFFコントロール機能を搭載し、ENA信号を介して後段のDC-DCコンバータを制御可能。インバータ動作監視信号(IOG信号)や外部信号用の補助電源(AUX)も標準装備し、監視や各種システムへの組み込みが容易にできる。要求の厳しい高電力要件を満たす並列動作もサポートしている。冷却は、放熱プレートまたはオプションの放熱器と外部ファンを使った伝導冷却が使用可能。
主な用途としては、半導体製造装置、医療機器、計測機器、高周波電源などを想定している。
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