オムロン、制御盤づくりの低炭素化を強化 2025年度までに制御盤カーボンフットプリント半減目指す

オムロンは、制御機器メーカーとして初めて、制御盤のCFP(カーボンフットプリント)を定量化し、2025年度までに同社製品によって制御盤のCFPの半減(2016年度比)を目指す。
現在、製造業では製品の製造における脱炭素化が課題とされ、生産ラインに多く使われる制御盤も脱炭素化する重要性が高まっている。自動車業界では、1つの生産ラインに数十から数百もの制御盤が使われることがあり、これらの省電力化・脱炭素化を進めることで脱炭素へ大きな効果が期待できる。
それに対し同社は、国際規格ISO14067に基づいてライフサイクルアセスメント手法による制御盤(製品) の製造、輸送、使用、廃棄までの各段階における環境負荷をCO2換算値で定量的に算出した制御盤CFPを設定し、より省電力、省資源化した制御機器の開発や環境負荷データの見える化、バイオマスプラスチックなど材料技術の開発に取り組み、制御盤関連における低炭素化を進め、同社製品による制御盤CFPを2025年度までに半減を目指す。

https://www.omron.com/jp/ja/news/2023/06/c0612.html

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