オムロンは、三相200V~240V入力で、三相平衡の課題を解決し電力ロスを低減できるスイッチング電源「S8VK-WA」を発売した。
これまでの単相電源では、複数の電源ごとに負荷を分散して設計する必要があり、三相平衡が制御状態でアンバランスになるという課題があったが、同製品は接続する負荷によってパワーサプライを分散させる必要がなく、負荷管理が不要で、動作条件に左右されずに確実に三相平衡が維持でき、設計工数を削減が可能になる。また、製品の体積は約50%、質量は約35%削減した世界最小クラスのコンパクトサイズで、高容量ながらスリムな形状で密着取り付けが可能。また保全に関しても、電源の入力側・機器本体・出力側のどこに原因があるのかを配線を取り外したりテスタを使わずにわかる「保全箇所お知らせ機能」を搭載。またLEDと信号出力によってパワーサプライの状態を外部に報知することができ、不具合の状況と、必要なメンテナンスが明確になり、ダウンタイムの削減につなげられる。
https://www.fa.omron.co.jp/products/family/3753/feature.html