コンテックは、アナログ波形出力ソフトウェア「C-WaveformGenerator」を開発し、無償ダウンロードでの提供を開始した。
同製品は、Windows11/10上でアナログ出力デバイスを使用し、簡単に基本波形を出力するソフト。豊富な計測制御デバイス「PC-HELPERシリーズ(PCIe/PCI、USB)」に対応している。ベンチトップ信号発生器のようなGUIで、ワンクリックで最大±10Vの電圧出力または0~20mAの電流出力が行える。
基本操作は、あらかじめ登録されている6種類の基本波形(DC、正弦波、三角波、矩形波、のこぎり波、ノイズ)から出力波形やデバイスを設定し、「OUTPUTボタン」をクリックするだけ。Excelで生成した波形データや、データロガーソフト「C-LOGGER」でデータ保存したCSVファイルも、そのままアナログ波形出力が可能。
ベンチトップの信号発生器(ファンクションジェネレータ)の代わりに用いることで、ロータリーエンコーダ信号を処理するカスタム回路への疑似信号や、電子部品検査でのバイポーラ電源への入力波形信号をPCベースでより省スペース、より柔軟にシステムが構築できる。
contec.com/jp/info/2023/2023053000/