THKは、人手で行っているワーク投入をはじめとする単純作業の自動化に最適な円筒座標型モジュール「MLS」を発売した。
同製品は、直動のLMガイドと回転のクロスローラリングをベースに、伸縮/昇降/旋回の3つのシンプルなモジュールを組み合わせ、円筒座標の可動領域をカバーするモジュール型ロボット。各モジュールをボルトで締め付けて、同じくモジュール化した配線ケーブルやチューブ等を取り付けて完成。追い加工や部品製作は不要。
制御も一般的なPLCで操作でき、ドライバは主要なFAネットワークに対応し、ティーチング工数も少なく、専門のプログラミング言語を学習する必要もない。既存設備へ後付け設置ができ、従来の多関節ロボットと比べて省スペースで、大掛かりな据え付け工事も必要なく、短時間で導入から稼働まで行え、保守メンテナンスも効率的に行うことができる。
https://www.thk.com/jp/ja/news/products/article-05042023-1.html