ヨコオは、群馬県富岡市神農原の富岡工場敷地内に、ものづくりに関する研究・開発を行う新棟「Micro Process R&D Center(以下 MP センター)」を開設した。
新棟は、3階建ての鉄骨造(S 造)で延べ床面積は7000平方メートル。1階はコア技術である微細精密加工の研究・開発や、生産効率を向上するための技術開発を行う他、AGVやツール自動交換などを活用して生産工程の完全自動化・無人化に向けた研究を行う。またオイルミストや臭気を抑える最新設備を導入し、従業員の健康配慮型となっている。
2階は、生産システムや設備設計などを行う執務エリアと、人の手で組み立てや検査を行っている超極細プローブの製造自動化に向けたAIやロボットを活用した研究・開発を行う。また、ものづくり研修センターとして、ものづくりに必要な基本スキルの習得に加え、各部門で実際に使っているものと同じ製造ラインを備え付けて、いつでも実践演習を行える環境を整備している。3階は、国際色豊かな従業員のニーズに応える食堂やセミナールーム、礼拝堂を備えた共有フロアとなっている。
総工費は約30億円。
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