フエニックス・コンタクトは、1㌔㍍までの距離においてギガビットイーサネット通信と給電が可能な「ギガビットエクステンダ」を発売する。
同製品は、1㌔㍍までに延長した同軸ケーブル、もしくはツイストペアケーブルの両端にそれぞれ設置すると、それらのケーブルを通して本製品のイーサネットポートに接続されている機器間でのギガビットイーサネット通信が可能になる。
さらにPoL(Power Over Link)機能により、遠隔のPoE製品への給電も可能。
同製品は同軸ケーブル接続用とツイストペアケーブル接続用の2タイプがあり、それぞれにPoE機能あり/なしの2種類の計4機種から選択できる。電源なしの遠隔地に監視カメラを設置することや、既設のアナログカメラ用のケーブルを使っての通信、給電も可能で、導入コスト、導入期間を削減してデジタル化を図ることができる。
ポイントツーポイント、ライン、スター、リングといった多彩な接続トポロジが可能。リング接続では経路冗長も可能です(PoL機能は要無効)。設定は、PoL機能を有効/無効にするDIPスイッチのみのため、簡単に動作を開始できる。
(https://www.phoenixcontact.com/ja-jp/events-and-news/news/extender-g)