日本触媒のインドネシア子会社PT. NIPPON SHOKUBAI INDONESIAは、アクリル酸(AA)の製造設備が完成した。
同グループは、紙おむつに使用される高吸水性樹脂とその原料であるAAを製造している。紙おむつは乳幼児、高齢者の増加によって世界需要は今後も堅調に推移することから、国内外でAAと高吸水性樹脂の生産能力を強化しており、今回の設備増強もその一環となる。
新設備はAAを年間10万トンの生産能力を持ち、既存能力14万トンと合わせて、工場全体で年間24万トンの生産能力に拡大する。2023年4月に商業運転を開始する。設備投資額は約2億ドル(約280億円)。
日本触媒、インドネシアで紙おむつ原材料のアクリル酸の製造設備が完成
- 2023年7月31日
- 新製品/サービス
- 2023年7月26日号, アクリル酸, インドネシア, 日本触媒
オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。
購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。
オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています