三菱電機は8月30・31日の2日間、兵庫県尼崎市の西日本メカトロソリューションセンターで、FA機器分野として西日本では初めて、全国では3月の名古屋製作所に続く2回目となるプライベート展「プライベートフェア2023」を開催し、約500人が来場した。
最新のソフトウェア群を中心に提案し、SCADA「GENESIS64」、シミュレーションソフト「MELSOFT Gemini」、データ分析ソフト「MELSOFT Mailab」のデータを活用して装置の立ち上げから運用、保全を効率化するツールに加え、金融機関や社会インフラ向けに提供して実績があるセキュリティ対策技術をOT向けに展開し、現場のセキュリティレベルの診断から対策、運用、改善までワンストップで提供する「製造業向けOTセキュリティ対策サービス」、製造。業に特化したセキュアなクラウド環境を提供する「製造業向けクラウドサービス(参考出品)」を紹介し、デジタルマニュファクチャリング実現のための安心安全なプラットフォーム、環境構築のための新たなサービスも提案した。
また、産業用ロボット「MELFA CRシリーズ」の新製品として、コンパクトでスリムながら可搬重量を12kgまで引き上げた「RV-12CRL-D」を参考出品。会場外では、荷台部分にバリ取りや外観検査など産業用ロボットの活用デモシステムを搭載したキャラバンカーを展示。実機展示で来場者を楽しませていた。
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