バルーフは、グローバル市場で培った製品力及び製品供給力をもとに、日本市場での汎用センサシェア拡大を狙う。今回、誘導型近接センサとして「BESシリーズ」、汎用光電センサとして「BOSシリーズ」、フォトマイクロセンサとして「MINI BGLシリーズ」等のラインアップを拡充するとともに、性能や使い勝手をユーザーが実機で確認できる様、2023年8月21日から無償サンプル提供キャンペーンを実施している。
近接センサは、取り付け時やメンテナンス工数削減を目指し、動作確認表示灯を円周上のどの角度からも確認できる位置に配置。同じ装置で多数使われるケースも多いことから、25個/箱入りでの出荷にも対応することで、梱包資材の削減や開梱工数の削減に寄与。光電センサは拡散反射型、回帰反射型、透過型などの各種検出方式はもちろん、「ブルノーズ型」と呼ばれるねじ込み式タイプもラインナップし、様々な用途にあわせて選定ができる。フォトマイクロセンサ(フォークセンサ)は保護構造IP64対応。形状も6種類用意され、開口部は一般的な5mmサイズ。最大3kHzのスイッチング周波数に対応し、スライダーや搬送システムなどの様々な位置決めに採用されている。
日本国内の汎用センサ市場では、国内メーカーのシェアが高いこともあり、設備設計者は価格・納期・性能で特に問題がなければ実績がある製品を選定しがちである。一方で、グローバル市場でも技術及びサービス競争は過熱しており、同社は業界トップクラスの性能と製品供給力の市場認知を日本市場でも広げるため、直販サイトの拡充などにも注力する。