
大王製紙は、紙おむつ等吸収体商品の主要材料のひとつで、ロールパルプを解繊した綿状パルプであるフラッフパルプの生産を開始した。新たに稼働を開始した生産設備は、これまで三島工場(愛媛県四国中央市)で洋紙を生産していた15号抄紙機を改造したもので、生産能力は月産7500トン。
同社は洋紙需要の減少に柔軟に対応し、紙・板紙事業からホーム&パーソナルケア事業へウエイトシフトする方針を掲げ、ホーム&パーソナルケア事業の強化を進めている。紙オムツのリサイクル事業の研究も開始しており、今回のフラッフパルプの内製化によって再生パルプを混ぜ合わせたフラッフパルプを自社の紙おむつに使用することで紙おむつの水平リサイクルフローの完成を目指す。設備投資額は約60億円。