横河ソリューションサービスと横河レンタ・リース、パナソニックコネクトは、ローカル5Gの実証実験向けに、ネットワーク機器と各社のソリューションを組み合わせたローカル5G導入検討用レンタルパッケージを、2024年3月から発売する。
プラントでは、保守品質の維持向上と、人手不足と熟練者の退職にともなう属人化の解消と業務ノウハウの継承が課題となり、それに対して多数のセンサ活用による設備監視や遠隔制御が有効とされ、そのための高速で強靭なネットワーク基盤としてローカル5Gに対する期待は大きく、検討実証が全国で行われている。しかしながらローカル5Gは免許制で初期投資も高額というハードルがあった。
それに対し3社は、初期費用を抑えながら実証実験ができるようにローカル5G導入検討用レンタルパッケージを発売。顧客敷地内にローカル5Gコア/基地局を設置して高セキュリティ運用やBCP対策に特化した無線ネットワーク環境を構築。電波伝搬や通信速度等の実測値の測定に加え、ニーズやユースケースに合わせた最適なソリューションをセットで提供する。最短3カ月で利用でき、初期費用を抑えながら、手軽に実証実験の実施が可能。
これに先立ち、3社は、プラントの保守効率の向上と安全操業に向けたDXの実現を支援するソリューション提供に向けて協業を開始する。
https://www.yokogawa.co.jp/news/press-releases/2023/2023-08-31-ja/