山洋電気は、遠隔地から装置の監視やメンテナンスができるモーションコントローラ「SANMOTION C S200」を発売した。
同製品は、高速フィールドバスEtherCATインタフェースを搭載した小型のモーションコントローラで、モータを制御すると同時に、装置の状態をリアルタイムに監視できる。サーボシステムの稼働状況や各種センサ情報などをコントローラがリアルタイムに収集して保存でき、Webカメラをコントローラに接続することで現場の画像情報の取得も簡単に行うことができる。保存データを活用することで装置の生産性向上が可能。また装置の異常時にはEメールで通知。遠隔地からコントローラにアクセスしてエラーや装置の状況を確認したり、プログラム変更などもでき、装置の停止時間の最小化やメンテナンス費用も削減。
ロボットや電子カムを制御できる高機能なタイプと、PTP動作に特化したタイプをラインアップ。入出力信号の制御と同時に、複雑なモーション制御やロボット制御がおこなえるほか、遠隔監視・操作ができて、FAだけでなく農業・水産業などの自動化にも活用できる。
https://www.sanyodenki.co.jp/products/product_news/2023/20230725_sanmotion_c_s200.html