東芝インフラシステムズは、画像情報で人物の在/不在やおおよその人数・活動量などを検知可能な人感センサー「SMART EYE SENSOR MULTI(スマートアイセンサーマルチ)」の後継機として、検知範囲を1.44倍に拡大した「SMART EYE SENSOR MULTI 2」を発売した。
照明・空調・エレベーターなどファシリティ(設備機器)やBEMSと連携し、省エネと快適性の両立に加え、各種データを働き方改革や防犯、生産性向上、エレベータの効率運転への活用等での混雑度の軽減など多目的に活用してビルや工場などでの新たな価値創造につなげることができる。
人の在・不在だけでなく、検知エリア内のおおよその人数や活動量なども検知でき、在室人数に応じて空調の設定温度や換気量をきめ細やかに調整して効果的な省エネが可能。周囲の明るさも把握(照度推定)でき、照明の調光制御などに活用することで別途、照度センサの設置が不要になる。また標準的な使い方では画像データ自体は出力せず、演算結果のみの出力のため、プライバシーや機密情報へ配慮が必要な場所へも設置できる。
https://www.global.toshiba/jp/news/infrastructure/2023/09/news-20230907-01.html