太平洋セメントは、連結子会社であるタイヘイヨウセメントフィリピンズについて、フィリピン国内で最大のセメント消費地であるルソン島に同社のセメントターミナル新設する。
同社は2030年以降の年間販売量500万トン・販売シェア10%の達成を目標に掲げ、現在、最先端のセメント生産ラインの更新工事を行っており、2024年5月からの商業運転開始後にはセメント生産能力が年間300万トンへと増強する予定。さらに今回、ルソン島南部バタンガス州カラカ地区にセメントターミナルを新設し、これによりフィリピン国内で最大のセメント消費地であるルソン島向けに年間70万トンのセメントを供給することが可能となる。総投資額は100億円程度を見込む。2026年1月稼働予定。
https://www.taiheiyo-cement.co.jp/news/news/pdf/230808_3.pdf