横河電機は、OpreX Connected Intelligenceのラインアップで、各種システムに散在するデータの相互変換や検証できるデータ交換プラットフォーム「OpreX Data Model Broker」について、P&IDの情報を解析して計器リストを自動生成する「設計図面コンバータ」を発売した。
設計図面コンバータは、2D CADで書かれたP&ID(Piping & Instrument Diagram: 配管計装図)を読み込み、コンピュータ処理が可能な国際標準のフォーマットに準拠したP&IDデータや計器リストを自動生成し、図面から情報を手作業で抽出してリストを作成する場合と比較して作業工数を最大で60%削減。情報の抽出にはパターンマッチング技術を採用し、解析対象の図面を使用してパターンの作成と調整が可能。検出精度のチューニングを簡単にでき、関連作業のスムーズな立ち上げが可能。読み取った情報をP&IDの国際標準規格「ISO15926」に準拠したXML文書形式で出力できる。
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