小野測器は、デジタル回転計「TM-4000」全4シリーズを発売した。
同製品は、デジタル回転計TM-3100シリーズをモデルチェンジし、多機能型回転計、リバーシブルカウンター、通過時間・通過速度計を統合した新製品。従来機種の機能と性能を継承しながら高精度、高応答化を実現し、リニアリティ0.1%FS、最小更新時間1msに向上。これまで使っていたセンサもそのまま利用できる。遠くからでもはっきり見える有機ELディスプレイを採用し、Ethernet通信に対応してネットワーク接続が可能になった。
全4シリーズをラインナップし、ベーシックな回転1ch入力で、従来機種との互換性を維持した「TM-4100シリーズ」、回転2ch入力タイプで、回転速度差・速度比の測定が可能な「TM-4200シリーズ」、積算・加減算カウンター、ローラーエンコーダーと組み合わせて、搬送物の長さや移動距離を測定できる「TM-4300シリーズ」、通過時間・通過速度計測ができ、射出成形機のシリンダーなどの移動距離や通過時間を計測に適した「TM-4400シリーズ」を揃えている。
https://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/press/23_09_14.htm